禁煙の成否は、Banda Mandacarinhoのアルバム「LUZ BRASILEIRA」に見る、コロナ禍もすり抜けちゃった思いの強さ？！

一昨年、願掛けとして禁煙してそれ以来、１本もタバコを吸っていないお友だちが、この春、ついに夢を叶えた。

彼女の名は八木美楠子（やぎ　みなこ）さん。ブラジル音楽のビッグバンド「Banda Mandacarinho（バンダ・マンダカリーヨ）」のバンマスで、作曲、編曲、ディレクターを務める音楽家だ。

ブラジル音楽との出会いは、ジャズを勉強するため留学していたニューヨークで、なかでも偉大なブラジル人コンポーザーIvan Lins（イヴァン・リンス）にドハマりして25年。

彼女の夢とは、Ivanと一緒にレコーディングすることだった。
わたしもそれが叶うことを、けっこう真剣に祈っていた。彼女のために、日本のために。

今年２月、あまり多くを語らないまま、彼女がどこへやら外国へ旅立ったらしいのを知って、わたしは感無量だった。何処へ、とか、何をしに、とか、聞かなくたってわかる。夢を叶えに行くのだ。

ついにBanda Mandacarinhoのセカンドアルバム「LUZ BRASILEIRA（ルィス ブラジレイラ）」が出て、収録曲は、最後から２番目が美楠子さんのオリジナル曲、そして最後はスペシャルゲストIvanの歌。心から感動した。みなちゃんは、プリントしたCDの第１枚目をわたしに送ってくれて、もう、もう（エーン）2重の喜び( ；∀；)

思えばみなちゃんは、今みたいなコロナ情勢になる寸前に、滑り込みセーフでIvanのもとへ行って、帰ってきた。コロナ禍もすりぬける思いの強さ、これがわたしにナイから、禁煙ごときが辛いのかな(｡•́︿•̀｡)