コロナ vs 音楽。ミュージシャンと小規模ハコを守るのだಠ益ಠ
東京で数あるブラジルセッションのなかで、東横線・都立大学駅徒歩5分のJAZZ CAFÉ DINING「JAMMIN'」で第3火曜夜に行われるセッションはサイコーだと思う。
なんといってもホストが、浅草サンバカーニバルの審査員も務める末廣沙邏さん、ピアノが鈴木厚志さんなのだ! これって本当にすごいこと!
わたしにとって豪快かつ繊細な沙邏さんは、いついつまでもSambaのお姫様だし、厚志さんのグルウブは安心感いっぱい。
昨晩3/17(火)も、JAMMIN'そばの「ダンダダン酒場」で腹ごしらえをした後、乗り込んでみましたよ
でも、、、お客さん少なっ!
わたし入れてたったの4人だ! こりゃ遊び放題 遊べるぞーぃ! と言っている場合ではない。
新型肺炎コロナウイルス問題で、今どこのハコも火の車。大阪での感染源にハッキリクッキリと「ライブハウス」と報道されて、この状況は加速した。
東京でも、苦渋の決断としてライブやセッションを取り止めちゃうアーチストさん続々。ライブハウスのほうも近所の手前、営業を続けられないと、「しばらく休業」の張り紙を出すところも。サルサとか、ペアダンスを躍らせる店は収入半減だって。
このままじゃ店もミュージシャンも死んじゃうよ!!!
わたしは個人営業店と仲良しのミュージシャンを守ろうと、微力ながらあっちこっち飛び回っている。
3月はもう6回もライブやセッションに行った。そのうちいくつかは、ミュージシャンや店主から「来て」とSOSを受け取ってのことだ。
お礼代わりかな? そんな経緯から、3/13(金)、学芸大学の「A-Train」というJAZZの店で、バイオリン、ギター、ベース3種の弦楽器による演奏で「Garota de Ipanema」を歌わせてもらって嬉しかった!!
が、ミュージシャンにとっては全然、この状況は嬉しくないに決まっている。
わたしたちはこれまでもコロナに感染してきたってことを知らなきゃいけないと思う。普通の風邪の一部はコロナウイルスだ。
それが今回のは新型だから、有効な打ち手がなくて……ってことで、不安になっているが、インフルエンザだって新型はいつも出てくる。もっと言えば、風邪やら認知症やら、原因がはっきりしていなくて、したがって有効な打ち手がいまだ不明の病は山のようにあるのだ。
もうひとつ、不安の種は、今回の新型肺炎コロナウイルス、不顕性だから気づかないうちに感染して、自分は元気だけれど弱い人にうつしちゃっているかもね、の恐怖があるんだろうな。
だとしても!
人が人に会うことを避け続けることはできない。恐怖を過度に煽る報道は、なにか別な意図があるかもしれないよ……。